腰痛=自己痛?
- 院長 新山 善信
- 2016年4月12日
- 読了時間: 2分
こんにちは、てあてんはぎわら整骨院 新山です。
先日、自称「ぎっくり腰」になりかけてると言われる方が来院されました。
確かに、来院時には膝を軽く曲げ、背筋を伸ばして入ってきましたが…。
少し「ぎっくり腰?」な違和感。
問診時に痛みの場所、痛みの出る動作、どんな動きで痛くなったかをお尋ね、
すると前屈みになった時に、腰に「ピリッ」ときそうになったとの事…。
問診・所見では、
1、前屈より伸展の方が痛い。
2、腰椎仙骨部に圧痛。
3、左右回旋・前後屈ともに他動痛はでない。
4、起立筋群に異常な筋緊張。
5、以前に動けなくなった「ぎっくり腰」を経験した。
6、その時にレントゲンを撮って腰椎が歪んでいると言われた。
でした。
ここで気になる項目は3~6です。
察するにこの患者さんは、
以前、「ぎっくり腰」をした事による痛みの恐怖から、
それを庇おうと起立筋を過剰に緊張させてしまい、
「自己の筋力による防御姿勢からの腰痛」
を発症してしまっています。
そこで、起立筋を優しく揉みほぐし、
起立動作時に、背筋に力が入らない様に立つ動作を指導すると…。
「あら?痛くない」
と、すっと立ち上がる事が出来てしまいました。
強い痛み・恐怖心は脳が記憶してしまいます。
特に、「ぎっくり腰」を経験した後の腰痛では、
筋肉が直接痛みを発しているわけでは無いのです。
「ぎっくり腰」を良く繰り返す方は、
この腰痛のパターンにはまっていると思われます。
この痛みの解消には、「ケア」をしている安心感と、
正しい動きや筋緊張を脳に再教育させることが重要です。
心当たりのある方は、お気軽にお電話ください。
背中の筋肉の緊張を優しく揉みほぐし、
痛みの出にくい動作や姿勢をアドバイスさせて頂きます。





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